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【ホワイトデー】その起源とおすすめ/要注意のお返し各5選【alohaうめきた店】

こんにちは!
来週2月14日はバレンタインデーですね!
お店がある大阪梅田のうめきたエリアもバレンタインの装飾が増えてきました。

みなさんはどのように過ごされますか?
わたしは大阪梅田の百貨店で買った自分用のチョコレートを堪能する予定です(笑)
オレンジピールのチョコが特に好きで、毎年2~3種類は食べ比べしています。

さて、起源が古代ローマにあるバレンタインデーに対し、ホワイトデーは日本発祥のイベントというのはご存知でしたか?
なぜ日本なのかを紐解いていくと、なんと農耕時代までさかのぼるんです!
また、マシュマロやクッキーなど、ホワイトデーのお返しには意味をもつものもあるので、選ぶ際には少し注意した方が良さそうです。

今回は、ホワイトデーが日本で生まれて定着した経緯と、お返しの持つ意味をご紹介します。
バレンタインデーにプレゼントをもらうかもしれない方は、特に必見ですよ!


1.ホワイトデーは日本の農耕時代に生まれた「お返しの文化」に由来する

ラッピングにまでこだわるのも、日本ならではの特長です(以下画像はすべて写真AC

ホワイトデーの習慣は、日本や一部の東アジアの地域を除き、海外にはありません。
いっぽう日本人は、何か物を頂いたとき、お返しをする人が多いですよね。
お中元やお歳暮のお返しをはじめ、結婚・出産の内祝い、香典返し、旅行のお土産などが代表的な例かと思います。

お返しの文化のはじまりは、日本が農耕社会だったころまでさかのぼります。
五穀豊穣を神に祈る際に捧げた供物(収穫した穀物や果実など)を、祈りの後、その場に同席した人々で分け合って飲食したそうです。
神への祈りや収穫したものを周囲と共有することで、おたがいの絆がより固いものになることを願ったのです。
時を経て、形を変えながら、今日まで受け継がれてきました。

昭和30年代の後半、そういった「お返しの文化」は、日本で盛んになったバレンタインデーにも影響を与えます。
バレンタインデーが定着するにつれ、お菓子業界ではそれにお返しをする日を作ろうという動きが生まれました。
それが「ホワイトデー」の原型です。

昭和40年代になると、「お返しの贈り物」としてビスケットやマシュマロ、キャンディ等を積極的に販売する企業や団体が出てきました。
この頃は、それぞれの企業や団体が独自のお返しの日を定めていて、名称も「マシュマロデー」「ポピーデー」「フラワーデー」「クッキーデー」など様々でした。

そして1978年、全国飴菓子工業協同組合によって、日にちも名称もさまざまだったこの「お返しを贈る」イベントは、日にちは「3月14日」名称は「ホワイトデー」と統一されました。
白は「純潔」や「若者のさわやかな愛」を連想させるということで、この名前になったそうです。

ホワイトデーが生まれてからは40年ほどでも、根付いた理由を紐解くと農耕時代までさかのぼるとは、驚きですね!

次は、お返しの持つ意味のご紹介です。
女性は細かいところによく気がつき、植物がもつ花言葉や宝石がもつ石言葉が好きな方も多いですよね。
ホワイトデーも、お返しそのものプラス意味によってさらに喜んでもらいましょう!

2.込められた意味に要注意なお返し5選

美味しいお菓子でも、意味を知らないで渡すと良からぬ展開になるかも?!
込められた意味に要注意なお返しを5つご紹介します。

2.1 マシュマロ「はかない関係」

マシュマロデーを創設したのは「鶴乃子」で有名な福岡のお菓子屋さんだそうです

「口に入れると、溶けてすぐになくなる」ことから、「長続きしない関係」「早く忘れたい人」という意味になるとのこと。
口どけの良さも、魅力のひとつだと思うのですが…。
あ、マシュマロに目がない私宛てでしたら、365日いつでも歓迎ですよ!

2.2 グミ「あなたのことが嫌いです」

目玉焼きやハンバーガー、幼虫(!)など、おもしろい形がたくさんあるのもグミの魅力ですね

ストレートな意味でドキッとしてしまいますね…。
グミは動物やキャラクターの形をしたものが多く、それを「噛んで食べる」ことが由来だそうです。
とはいえ、最近のグミは食感や味もバリエーション豊富で、おいしいものが多いですよ~。

2.3 クッキー「友だちでいましょう」

いちごやさつまいもなど、期間限定の味は必ずチェックしています!

クッキーは水分が少なくサクサクした食感であることから、「ドライで軽い関係=お友だち」が連想されるそうです。
ただ、クッキーの種類には、しっとり系のソフトクッキーもありますよね!
お返しの相手がクッキー好きなら、そちらを選ぶほうが無難かも?

2.4 ハンカチ「お別れしたいです」

「幸せの黄色いハンカチ」という映画もありますが、主人公の「失恋」から物語が始まります…

ハンカチといえば、映画「マイインターン」の名言をご存知ですか?
ロバート・デ・ニーロ扮するベンの言葉です。
若い社員につねにハンカチを持ち歩く理由を聞かれ、こう答えました。
ベン「貸すためさ。女性が泣いているときに渡せるだろ。」
ん~、しびれちゃいます!
素晴らしいシーンではありますが、ハンカチから涙や別れをイメージしやすいことは間違いなさそうです。

2.5 ブレスレット「束縛したい」

その人の本性を知りたければ、束縛ではなく、自由を与えてみてください

お返しにしては少し重めの意味が込められています。
関係の長いカップルさんでしたら逆に良いかもしれませんね。
ただ、相手の好みや服装との相性が重要になってくるアイテムですので、「意味」とは別に、そういった点にも注意が必要です。

3.愛を伝えるおすすめのお返し5選

 つづいて、まっすぐ愛を伝えられるお返しを5つご紹介します。

意味が伝わるかどうかは関係なく、あなたの見えないこだわりが、二人のきずなをさらに強くしてくれるはずですよ。

3.1 キャンディ「あなたのことが好きです」

キャンディは口に入れてすぐ噛む派です…甘い時間を楽しまないとですね(笑)

まっすぐ気持ちを伝えるのにぴったりですね!
「固くて割れない」「口の中で甘さを長い時間楽しむ」ことから、関係を強固にしたい・二人の甘い時間を続けたい=好きという意味になっているそうです。

3.2 マカロン「あなたは特別な存在です」

2021年は、韓国からきた映えマカロン「トゥンカロン」に注目です

マカロンを買うには、専門店や百貨店に出向くことが多いですよね?
そういった手間や、他のお返しより高級なイメージが「特別な存在」というメッセージになっています。
恋人だけでなく、仕事の同僚や友人、家族にもあてはまるそうですよ。

3.3 バウムクーヘン「この幸せがつづきますように」

繁栄や長寿を意味し、縁起物としてよく用いられています

結婚式の引出物としても人気のバウムクーヘン。
切り口が年輪のように見えることから、「幸せを重ねる」「いつまでも幸せが続く」という意味に繋がるようです。
結婚されている方は、結婚当初を振り返り、奥さんへお返ししたら喜ばれるかも?

3.4 マドレーヌ「もっと仲良くなりたい」

なんと、フランス語では「さめざめと泣く」という意味だそうです

マドレーヌは、その多くがホタテ貝の形を模しています。
二枚の貝が一つに重なり合って生きるさまに、親密なイメージが連想されるようです。
「より深い仲へステップアップしたい」そんな気持ちをさりげなく伝えるのに良いのではないでしょうか。

3.5 ネックレス「ありがとう」

誕生石があしらわれていたり、石言葉にこだわったものはいかがでしょうか

装飾品の中で最も長い歴史を持ち、昔の人は狩りをした動物への感謝を表すために、狩った動物の牙などを紐に通して身に着けていたことに由来します。
お相手の好みはもちろん、金属アレルギーの有無にも気を付けて選んでくださいね。


4.「会わないこと」も愛。話し合って、素敵なホワイトデーに

方法を問わず伝わるのが愛ではないでしょうか

物流関係の皆さま、いつも本当にありがとうございます

お返しで大事なことは、なんといっても気持ちです。
自分のことを考えて選んでくれている時間そのものが、お相手にとってはすでにプレゼントになっています。
では、こだわって選んだお返しをどう渡すか?

今の時期は「会わないこと」も愛情表現のひとつになると思います。
会いたい欲望よりも、お互いの安全を優先した結果ですから。
直接手渡しすることにこだわりすぎず、通販などを活用するのも手です。

会えない時間が愛を育てる、といいます。
この状況にあっても、良好な関係を保つことができたら、この先も大丈夫だという糧になると思いませんか?
お互いどうしたいかをていねいに話し合って、素敵なホワイトデーにしてくださいね。

今日も上質な日常を♪

aloha(アロハ)~fine&natural~うめきた店