夏はエアコンの影響や、紫外線により皮膚の水分が失われ、実は肌が乾燥しやすい季節。
このまま、外気が乾燥した秋〜冬に突入すると肌は乾燥は加速します。
洗顔した後に顔がつっぱる感じがする、頬がカサカサするという方は放っておくと、乾燥がひどくなり赤みやかゆみの原因に。また、肌のテカリが気になる人も「隠れ乾燥肌」の可能性もあります。
（出典：photo AC)
乾燥肌が気になる方が、一番初めに見直したいのはスキンケア。
なかでも、肌にうるおいを与える化粧水（ローション）とうるおいを閉じ込めるクリームは重要です。
本記事では、大阪の美容と健康のセレクトショップ aloha 〜fine & natural〜うめきた店の広報スタッフが、乾燥肌の方におすすめの化粧水とクリームのW保湿ケアをご紹介します。うるおいとつやのある理想的な肌を目指しましょう。
目次
1.化粧水とクリームの選び方
モイスチャー・エモリント成分配合されているアイテム
乾燥肌の方は保湿成分が含まれているスキンケアアイテムがおすすめというのはよく聞く話でしょう。保湿成分と一言で言ってもたくさんの成分があります。ポイントは、「モイスチャー成分」と「エモリント成分」が含まれているアイテムを組み合わせて使うことです。
モイスチャー成分とは
皮膚に水分を与え、水分を保つ役割のある成分のことを「モイスチャー成分」と言います。代表的なものとして、ヒアルロン酸、コラーゲン、グリセリン・ブチレングリコール（BG）などの多価アルコール、アミノ酸などが挙げられます。
エモリント成分とは
肌を柔らかくして水分が蒸発するのを防ぐ役割のある成分のことを「エモリント成分」と言います。ホホバオイル、アルガンオイル、スクワラン、シアバター、ワセリン、セラミドなどの表記のあるものに含まれています。
alohaのおすすめはBe ローション・クリーム
ここで、当店alohaおすすめのBeローションとBeクリームをご紹介します。
とろみのあるテクスチャーの保湿化粧水。
ヒアルロン酸Na、ブチレングリコールなどのモイスチャー成分を配合し、肌の乾燥を防ぎ、うるおいのある肌へ。
Be ローション 5,830円（税込）
洗顔後の肌にご使用ください。
化粧水は手のひらに2プッシュして、もう片方の手で包み込み手のひら全体に馴染ませてから、顔に広げていきます。広げたら、顔全体をやさしく押さえるようにつけるのがポイントです。
乾燥肌が気になる方は、肌に馴染むのを待ってから、もう2プッシュ分も同じようにつけていきます。
ゴールデンホホバオイル・シアバターなどのエモリント成分を配合で肌を柔らかくし、水分や油分を補いながら保ってくれます。
コクのありながらとろけるように伸びるクリームでなめらかでしっとりとした肌へ。
Be クリーム 6,930円（税込）
1回の目安量は10円玉大程度。
手のひら全体に馴染ませてから顔に塗っていきます。
おでこと鼻のTゾーンは薄く、頬や顎など乾燥しやすいUゾーンは重ねづけしてください。
スキンケアをした後に、顔のクリームがベタベタして苦手と感じたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ベタベタする原因はいくつかありますが、化粧水やクリームが馴染んでいない可能性があります。乾燥が気になるからといって、一気にたくさんつけるのではなく、少しずつ重ね塗りをしましょう。肌に入れ込むようやさしくハンドプレスしましょう。このとき強く押しつける必要はありません。
化粧水とクリームのW保湿で、しっかりと乾燥対策をしたところで、もっと詳しく知りたいという方に向けて、改めて乾燥しやすい原因やおすすめのケアについて解説していきます。
2．肌が乾燥する原因は？
そもそもなぜ肌が乾燥するのでしょうか。ここでは肌から水分が失われる原因について解説していきます。
湿度の低下による肌の乾燥
やはり肌が乾燥する原因として挙げられるのは湿度の低下で、湿度が50%以下になると肌が乾燥しやすくなります。
年間を通して一番湿度が低いのは2月ですが、特に10月ごろから急に湿度が低くなり注意が必要です。では、夏場は問題ないのかというとそうとも言えません。一日の中でも湿度は変化しており、夏は日中40%以下まで低下することもあります。
気象庁（東京（東京都) 相対湿度の月平均値（％））の2023年のデータをもとにグラフ化
また、エアコンを利用することでも、湿度は下がり乾燥しやすくなります。
空気は温度が高いほど、保持できる水分量が増えるという特性があります。冷房は、空気中の水分を外に放出することで空気を冷やしているため、温度が下がるごとに湿度も下がってしまいます。
一方、暖房によって室温が上がると「肌がうるおう？」と勘違いしそうですが、残念ながら暖房によっても乾燥しやすくなります。室内の温度が上がることで、空気が含むことのできる水分量は増えますが、部屋全体の水分の量は変わりません。部屋のなかにあるものや人から水分が移動するため、肌からも水分が逃げやすい環境になっています。
日焼けや紫外線ダメージによる肌の水分量の低下
日焼けをすると肌の水分が蒸発して乾燥しやすくなります。
そして水分が一時的に奪われるだけでなく、紫外線ダメージにより肌のバリア機能が低下して、外的刺激に反応しやすい敏感な状態に。肌から水分が出て行きやすく、さらに乾燥がすすみます。
（出典：illust AC）
さらに、乾燥した肌は日焼けしやすくなります。
新鮮な魚より干物の魚のほうが早く焼けるのと同じで、皮膚の水分量が日焼けのしやすさに影響しています。
乾燥していると日焼けしやすく、日焼けをすると乾燥しやすいという悪循環になってしまうため、乾燥肌の方は、保湿はもちろん紫外線対策と日焼け後のケアが欠かせません。
シェービングによる肌への刺激
シェービングは髭を剃るだけでなく肌の表面を傷つけてしまうこともあります。肌の表面や角質層が傷つくと紫外線ダメージ同様に肌のバリア機能が低下してしまいます。
シェービング前に蒸しタオルで肌を温める、ジェルで整えるなど髭を剃りやすい状態にします。
毛の生えている向きに沿って剃り、カミソリや電気シェーバーは強く押し当てないように注意しましょう。また、シェービング後の保湿は特に重点的に行いましょう。
3.洗顔からスキンケアを見直そう
乾燥肌の方に、まずは保湿力の高い化粧水やクリームをお試しいただきたいとご紹介しましたが、あわせて洗顔や美容液、日焼け対策も見直していきましょう。
（出典：photo AC)
肌が汚れている状態だと、せっかくの化粧水やクリームが役割を十分に果たせません。保湿成分を確認して化粧水やクリームを選んでいる方こそ、ぜひ洗顔も合わせて見直してください。
また、皮膚への摩擦は肌の乾燥の原因となります。洗顔するときはゴシゴシ擦らず、弾力のある泡でやさしく洗うようにしましょう。
化粧水やクリームだけでなく、洗顔や美容液など基本のスキンケアについて知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。
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https://mens-skincare0818.peatix.com/
過去のメンズスキンケア講座について詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。
4.日常生活のなかでできる乾燥肌対策
乾燥肌の対策はスキンケアだけではありません。水分補給や生活習慣を整えるなど、日常生活でできることはたくさんあります。今すぐ取り組める簡単な乾燥肌対策をご紹介します。
アルコールは控えてこまめに水分補給を
（出典：photo AC)
体の内側の水分量が少ないと当然、肌の水分量は少なくなります。乾燥肌の方は特に意識して水分を補給するようにしましょう。
一気に飲むのではなく、こまめに水を飲むようにしましょう。また、冷たい水は体を冷やしてしまうため、常温の水か白湯もおすすめです。特に白湯は体を内側から温め、肌のターンオーバー（新しい皮膚が生まれて古い皮膚が剥がれ落ちるサイクルのこと）が整いやすくなり、バリア機能が上手く働くことで、肌が乾燥しにくくなります。
また、コーヒーなどに含まれるカフェインは利尿作用があり、かえって水分が失われてしまいます。お酒は、アルコールが分解される過程でアセトアルデヒドとなり、さらにアセトアルデヒドを分解する過程で水分が失われます。乾燥肌には良くないためカフェインやアルコールの摂りすぎには注意しましょう。
加湿器で部屋の湿度を上げる
（出典：photo AC)
冬場の乾燥しやすい季節は、加湿器や加湿機能つきのエアコンを使って部屋を加湿しましょう。
理想的な部屋の湿度は、50〜60%です。肌に直接当てるのは厳禁、空間の湿度を上げるようにしましょう。
職場で使うのであればポータブル式の加湿器も便利です。USBタイプやAC電源から給電できるタイプのものであれば、使用時間やバッテリー残量を気にせず使えます。ペットボトルを繋ぐだけのタイプならコンパクトで持ち運びしやすく、フィルターなどもないためメンテナンスも簡単です。
ぬるめのお湯に浸かった後は良質な睡眠を
（出典：photo AC)
入浴するとき熱いお湯に浸かっていませんか。お湯の温度が高いと、肌に必要な油分が流れ落ち、また皮膚を保護している表面の細胞に影響を与え、肌が乾燥しやすくなります。顔だけでなく全身の肌が乾燥しやすいと言う方はぜひ、お湯の温度を40°以下にするように意識してみてください。
またお風呂に入る時間が遅いとベッドに入る時間が遅くなるだけでなく、睡眠の妨げにもなることもあります。睡眠不足が続いて肌がカサカサになったという経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。寝ている間に分泌される成長ホルモンは、コラーゲンやヒアルロン酸など肌のうるおいを保つ成分の生成にかかわっています。また成長ホルモンが減ると肌のターンオーバーが乱れて肌が外部からの刺激に敏感になります。浅い睡眠では成長ホルモンは分泌されにくいため、良質な睡眠を心掛けましょう。
いかがでしたか。
化粧水とクリームでのW保湿などスキンケアはもちろん、日常生活のなかでできる乾燥肌対策。ぜひ今日から始めて、みずみずしくハリのある肌を手に入れてください。
alohaではスキンケア講座は定期的に開催しております。この記事を読まれた方はぜひ、初めての方もご参加ください。 InstagramやXでも最新の講座や店舗の情報をしております。ぜひチェックできるようにフォローしてくださいね。
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