こんにちは。
育児の中で体力を使うのがお風呂。
お風呂は子どもの成長を感じられたり、コミュニケーションが取れる場でもありますが、2歳、3歳を超えたあたりからイヤイヤ期が始まり、急にお風呂を嫌がるお子さんもいます。
テレビや動画を見始めるとなかなかお風呂に入ってくれない、シャンプーの時や濯ぎの泡を流したりするときに泣くなど、ママやパパをなかなか苦戦させてしまいます。
子ども1人でも大変なのに2〜3人の子どもを一緒に入れてる方や、ワンオペの方は特に大変ですよね。
今回の記事では、お風呂を嫌がる子どもに少しでも機嫌よく入ってもらえるような工夫やコツについてご紹介します。
目次
嫌がる子どものお風呂の誘い方
イヤイヤ期は成長の証 興味づけや切り替えができるような声かけを
2歳ごろは自我が芽生えてきて、自分で主張ができ始める時期です。
イヤイヤを起こすのは成長の証で嬉しい反面、お風呂はもちろん何をするにも時間がかかって大変。自己肯定感を育む時期でもあるため、否定しすぎる、叱り過ぎるのはあまりよくありません。
「早くしなさい」と言うより、「お風呂のおもちゃも楽しいよ」と興味づけをしたり、「ここまでやったらお風呂に行こうね」とうまく気持ちの切り替えができるように声をかけてあげるのがおすすめです。
子どもの関心をひく お風呂でしか遊べないおもちゃがおすすめ
イヤイヤ期の子どもには、お風呂でしか遊べないおもちゃを準備してみましょう。
2歳ごろは、手先の運動機能が発達して来ます。好奇心旺盛になんでも自分でやりたがる子も多いので、自分の手で握る・指で捻ったりするなど動作ができるものがおすすめです。お湯を入れるとシャワーが出てくる、スライダー遊びができるなど動きがあるものも人気です。好き嫌いがはっきりしやすい時期でもあるので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
お風呂用の絵本などもありますので、普段スマートフォンやダブレットでYouTubeをみているお子さんもお風呂の時こそデジタル離れしてみてはいかがでしょうか。
お風呂に入れるときのポイントは
目を離さないためのコツは?シャワーは上向きで
お風呂では滑りやすい床で転ばないか心配、浴槽に浸かっていても溺れないようにずっと見ていないといけないなど常に気を張りますよね。
子どもが溺れそうな時は大きな声を出して暴れる、騒ぐといったイメージもあるかもしれません。しかし実際は、子ども自身は何が起こったか分からず静かに溺れてしまいます。
2歳ごろになると歌を歌い始めるようになります。一瞬目を閉じないといけないタイミングがある場合は、歌を歌って常に声を聞くのもおすすめです。好きなアニメの歌や、お風呂でのテーマソングを決めて子どもの「楽しい」を引き出しましょう。
パパやママが自分の洗髪をするときは上を向いてシャワーを流して子どもが見えるようにしておくと安心。また、美容の観点から見ても、シャワーは下向き(前屈み)より、上向きで流す方が良いとされています。髪の外側のキューティクルは下向き(上から下)のため、下向きでシャワーを流すと逆毛になってしまい、髪が傷みやすくなります。また、下向きは頭皮が重力に従って下がっている状態。この状態でさらにシャンプーをすると、シャワーの水圧が頭の上からかかり、濡れて重たくなった髪によって下に引っ張られるため、頭皮や毛穴がたるむ原因になります。頭皮だけでなく首や顔の皮膚もたるむ原因になるので、ぜひ子どもから目を離さないためだけでなく自分の髪や皮膚のためにも上向きシャワーを実践してくださいね。
シャンプー嫌い?!流し方を変えてたり、泡で遊んでみよう
子どもの髪を洗うときは、お湯が顔にかかるのが怖いと感じる子どもも多いので、仰向けでシャワーを流しましょう。シャワーをミストに変える、手桶で流す、じょうろで流すなど水圧を弱めてみると克服できるかもしれません。
シャワーは嫌いでも、シャンプーの泡は嫌いでないお子さんもいます。泡立てて、ソフトクリームの形や好きなキャラクターや動物の角(ツノ)を作ってみて、子どもの喜ぶ方法を探してみてくださいね。
子どもの興味を惹く入浴剤や保湿成分を含んだ入浴剤を
おもちゃが出て来るタイプのバスボムや発泡性のあるタイプの入浴剤は、子どもの興味を惹くこと間違いなし。美容好きのママやパパなら成分を確認し肌に合うものを選ぶことで、子どもの肌の潤いを保ちながら、乾燥しがちな大人の肌もしっかりケアできます。
なかなかゆっくり湯船に浸かる時間がないけれど、少しでもリラックスしたいという方はぜひお気に入りの香りを選んでみてください。子どもの好みもあるので、香りが強くないものや選ぶときに一緒に匂いを嗅いでみるのもいいかもしれません。保湿成分を含んだ入浴剤なら、子どもも大人もたまにはボディケアを楽に済ませたいときにおすすめです。
バスアロマタブレット モノイ&サンダルウッド
¥3,500 (税込)
J.R.WATKINSの発泡タイプの固形入浴剤。
厳選されたナチュラル成分を配合。
浴槽の湯(150〜200 L)に1個ご使用ください。ほのかな甘さとフローラルのやさしく落ち着きのある「モノイ&サンダルウッド」の香り。
お外で遊んで汚れやすいなら液体タイプのボディソープを成分で選んで
砂場での泥んこ遊びや粘土遊びなどの汚れは落としたいけれど、「まだまだ肌が敏感なので洗浄力が強くないものを選びたい」「大人用のボディソープで荒れてしまったことがあるのでまだベビーソープを使っている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2歳児のボディソープとしておすすめしたいのは液体タイプ。泡タイプに比べて泡立てる手間はかかりますが、液体タイプのボディソープはボディタオルにつけてしっかり泡立てられるので、汚れが落ちやすくなります。肌荒れしやすい子どもにどんなボディーソープから使い始めようか悩んでいる方は、植物由来のものやオーガニック認定されているものを選びましょう。
子どもの敏感な肌には、洗浄力の高いラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Naなどの合成活性界面剤を含むものよりも、グルタミン酸・アスパラギン酸などのアミノ酸系の洗浄成分を含むものがおすすめです。
また、パラベンやアルコール、防腐剤などが含まれているものは避けて、肌の乾燥対策としてセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含んでいるかもチェックしてみてくださいね。
Beボディソープ
内容量250mL
¥3,520 (税込)
コカミドプロピルベタインなど天然由来の穏やかなアミノ酸系の洗浄成分で、軽やかな泡立ち。オーガニックのホホバオイルとアーモンドオイルなどの保湿成分を含み、オーガニック精油ブレンドの爽やかな香りが全身を包み込みます。石油系界面活性剤フリー、合成香料フリーなど無添加にもこだわりご家族で使っていただけるボディソープ。
お風呂から上がってもイヤイヤ?
デリケートな肌を保湿
脱衣所の空調はお風呂に入る前にあらかじめ調整しておきましょう。
なかなか子どもが着替えなかったり、子どもが複数いて時間がかかると、子どもも大人も冷えてしまいます。
そしてお風呂から上がった後は肌を保湿しましょう。子どもの肌は乾燥しやすくデリケートなため、肌トラブルを起こしやすくなります。乾燥によるかゆみが我慢できなくなると、掻きむしってしまうことも。肌が乾燥しやすいなら高保湿のボディクリームを選びましょう。できるだけ手早く塗れるようにするなら、ポンプ式や伸びの良いボディローションが便利。ベタつきにくいものを選べば、服も着せやすくなります。
なかなかパジャマを着ないなら肌触りの良いものやバスローブがおすすめ
お風呂から上がってもなかパジャマを着ないと困っているママやパパも多いのではないでしょうか。
2歳ごろは感覚が敏感になっているため、パジャマの肌触りが合わないと嫌がったりすることもあります。オーガニックコットンを使用した綿素材のパジャマやダブルガーゼのふんわりしたパジャマなど肌触りの良いものを準備しましょう。
また、自分で主張するということができ始めるため、パジャマは子どもに選ばせるのがおすすめです。お店屋さんごっこが好きならパジャマをお店の商品に見立てて選んでもらう、競争が大好きならパパやママと着替えの競争をするなど、子どもの「好き」や「面白い」を上手に生かしましょう。
なかなか着替えてくれないしぐずってしまって時間がかかる、湯冷めしてしまいそうという場合には、バスローブが着せやすくておすすめです。体は自分で拭いて少しでも自分でやる練習をする、疲れている時や忙しい時は大人が全部やるなどその場に合わせてみてくださいね。フード付きのバスローブだと、乾いていない髪も覆えて便利です。
いかがでしたか。
昨日まで機嫌よくお風呂に入ってくれたのに、飽きられてしまったのか今日はこの方法は通用しない、兄弟でも上の子と下の子で興味が全然違うので苦労するポイントが違うこともあると思います。
子どもがイヤイヤとぐずることができるのはママやパパへの安心感や信頼感があるからこそ。子どものイヤイヤ期にイライラしてしまうのも自然なことなので、悲しくならないで大丈夫です。
ぜひ子どもの成長を喜びながら、お子さんにとってもママやパパにとってもお風呂が少しでも楽しい時間になるといいですね。